イベント

銭湯・温泉好きのクリエイター・イベント「UI温泉」に行ってきた

2/7、温泉好きにはたまらんイベントがありました。
カヤックが企画した「UI温泉」!

会場はラジウム温泉がある綱島温泉。駅から徒歩1分くらいの近場です。

大広間などもあってかなり広い施設。お湯は黒くにごっていてなめらかな感じでした。
洗い場は広いんですが、湯船はちょっと狭いかな。
あとロッカーの鍵がでかい。もって入るのはいいけどちょっと邪魔ですかねー。

いいお湯でした♪

UI温泉というのぼり、はっぴもありなかなか力入っている。
おにぎり1個と飲み物付。

Ui onsen 2

なんとテーマソングまで!
カヤックらしい遊び心ですねー。

Ui onsen 4

会場はこんな感じです。

Ui onsen 3

イベントはお風呂の時間を1時間とって、それから湯上がりにスピーカーになっている人がUIについてしゃべるってもの。とはいえ、風呂上がりの人があまりいなかったようですね。わたしはもちろん事前にひと風呂いってきました。

気になったことをざっくりメモしておきます。

1 物理UIもオンスクリーンUIも基本は変わらない

  • UIは、入力とフィードバックに分けられる。
  • 情報を整理するときの重み付けは必要性によって管理する。
  • 物理もオンスクリーンのUIも基本的な考え方は変わらない。歴史が長い物理UIに学ぶことは多いので普段からよく観察しておくといい。

2 自分のルーツを活かす

  • 人のバックグラウンドによってデザインは違ってくる。
  • 自分のバックグラウンドを活かしてUI/UXを考えたり、ディレクションしたりするといい。そうすると自分にしかできないディレクションの価値を提供できるようになるとはず。

3 「IoT」だけではなく「IoA」も考える

  • 人の行為のインターネット化、つまりインターネット オブ アクト(アクション)
  • 人の行為を邪魔しないようにテクノロジーを忍ばせること。
  • 特に日常行為にテクノロジーを入れるとおもしろいことが起こる。例えばドアや扉の開閉など。
  • デジタルもいいけど、アナログでのUIを考えるとおもしろい。

4 UIに温度感を入れてみる

  • 情報を伝えるための効率化ばかりではなく、人間らしい温度感を意識することで伝わることもある。以下を意識してUIデザインに取り入れてみる。
    1. 意味が伝わるか
    2. 呼びかけているか
    3. 生きているか

5 はじめからグローバル展開を考えてUIをつくる

  • グローバルな展開が想像されるとき、以下のことを考慮する
    1. Nonverbalで考える
    2. Growthを考える
    3. Teamで考える

6 テーマパーク型UI

  • ゲームのUIに必要な考え方のひとつ。「テーマパーク」を意識すると楽しいUIができる。たとえば身近な店を参考にして考えてみる、ディズニーとかドンキホーテとか。以下が概要。
    1. ホームを魅力ある場所にする
    2. にぎやかにする
    3. ストーリーをみせる

感想

主催者が「ゆるくUI/UXを語る場があってもいい」と言っていたのには完全に同意。各発表の内容も力が抜けているものが多くて楽しめました。これは次回が楽しみなイベントですね。