日常

Collograph始まる

今週からの授業は、先週とは違うものを制作する。
「Collograph」というものだ。
先週までの「ライナーカッティング」はライナーという素材を彫りこんで製作する版画のようなものだったが、「Collograph」はいろんな素材を積み上げていくもの。木の皮、米、羽、布などいろいろなマテリアルを台紙に貼り付けてテクスチャーを作りこんでいく。
細かいものは作りづらいだろうと思い、抽象画っぽくしてみることにした。
テーマはこの町「Reading」の風景。
いつもキレイだなと思っていた交差点からの景色の特徴を抽出する。小高くなったところに古い教会が2つ浮かび上がっている空に映えてとても神秘的な場所だ。
サムネイルから台紙に下書きまでを前半の時間で終わらせた。後半はテクスチャーを作りこみ。
刷ってみるまで、だいたいの予想しかできず不安なままとりあえず全て完了。
さらにもう一枚を作ってみる。今度はターナーの絵画をモチーフに、荒れる海に一艘の船が浮んでいるところをイメージした。
これはまだ全然できていない。次回に持ち越しだ。
授業が終ってからは、JyとNoとともに映画を観にいった。
駅前のでかいショッピング・モールにあるVUeというシネコンへ。ちょうど『BATMAN BEGINS』が始まるところだった。値段は5ポンド。約1000円と安い。
日本で売っているようなパンフレットはなかったのが残念。
JyとNoに聞いてみるとアメリカ、イギリスでは「パンフレット文化」はないのだとか。日本が独自に作っているものらしい。
初めて知った。
パンフレットは内容もかなり充実しているし、何よりビジュアルがその映画の雰囲気に合わせて作りこんであるから面白いんだよね。
大まかなストーリーは映像の力もあってだいたい分かったけど、すべてをヒアリングすることはできず。聞き取れても単語のボキャブラリーがなさすぎて理解できない。単語力は必要だなあ、やっぱり。
VUe