ターナー好きとしては見逃せない企画展でした!
もう去年のことになりますが、記録として残しておきます。
10/20〜12/9までやっていました。
今回はターナーばかりではなく、いろんな英国の画家が残した水彩画が集められていました。
水彩画は透明感があってほんとにいいですね〜。
下絵との合わせ技で油絵では難しいきめ細かい演出ができるところが観ていて清々しいんです。
例えばペンとインクと薄い水彩でセピアっぽい色彩の作品があったりします。これも暖かい雰囲気でいいんですよ。
油絵よりも小さな判型の作品が多かった気がします。ある程度細かく作品を作り込めるのでしょうね。
パノラマ写真を思わせる横長の作品がきれいでした。部屋に飾ったらいいんだろうな〜とか妄想しながら鑑賞してました。
水彩画は紙の質感も作品への影響が大きいので使われている紙にも注目するのがいいですよ。わざと粗い紙を使って質感を作るということもやっているので。
気になった絵はメモしているので、以下に残しておきます。
ウィリアム・バーズの「カンポ・ヴァチーノ」は鉛筆と水彩で繊細な柔らかさがとても印象に残る作品でした。
レジナルド・バラットの「日没時のスフィンクス」の夕焼けはすばらしい表現でした。
夕焼けと言えば、ターナーの「アップナー城」の夕焼けの色は見入っちゃいますね。あの絵を観ながらコーヒー飲みたい(笑)
同じくターナーの「濡れた浜辺に沈む夕日」も抽象度高くて好きです。こっちは紅茶かなあ(笑)
水彩画は微妙な色の差異を透明感持ったまま表現できるんでしょうか、夕景が素晴らしい作品が心に残りました。
もしかしたら油絵よりも水彩画のほうが好きかもしれないです♪