展覧会

包む―日本の伝統パッケージ展

包む
目黒区美術館で行われている展示にいってきました。
卵を包む「卵つと」に代表される、日本の自然素材を活かした伝統的なパッケージを展示しています。もともとはグラフィックデザイナーの岡秀行氏が収集したコレクションがベースになっているそう。その割には紙のパッケージが思ったよりも少なかったです。折形もそんなになかったですし、そこが残念といえば残念。。。

展示はパッケージの素材別になっています。その素材を書き出してみると、以下のような感じ。

それぞれが、和菓子だったり羊羹だったりを包んでいることが多かったですね。お菓子のネーミングをパッケージでも演出するために素材を厳選して包んでいくという流れのものが多かったように思います。
持ち運びに便利とか、陳列や保存するのに必要なパッケージではありますが
、そんな機能的なところも考えつつ、商品を送り出す側の心遣いがパッケージに現れています。感謝の気持ちやもてなしの心が、カタチとなってあらわれている日本の伝統パッケージは、見ているだけで心地いいものでした。

包む

素材別の展示のほかに「伝統」と「生活」のなかの造形美をピックアップして展示してありました。機能美、と言ってもいいかもしれません。
有名なたまごの「つと」もここで展示されています。
昔は、本当のGOOD DESIGNに囲まれて生活していたんだなあと、しみじみ考えてしまいます。生活に即した、必要最小限のデザインがそこにはあるような気がします。必要だからそのカタチになったという機能美にあふれていました。

これはデザイナー、アーティストにはぜひ観て欲しい展覧会です。
残念ながら手にとることはできませんが、観るだけでじゅうぶんにインスピレーション得られます。こうした文化を、これからどこかに取り入れていきたいとおもいました。ローカルを突き詰めることがグローバルになっていくのでしょう、きっと。
少なくとも、ここで展示されているパッケージを世界でみることはできないでしょう。

5/22までやっていますので、ぜひ!

包む日本の伝統パッケージ展
TSUTSUMU-Traditional Japanese Packaging