コーディネイターをいれての香港イメージ撮影。
ツアーの撮影とは別に、香港のイメージビデオをまとめないといけないので外せない大事な仕事。
でも、この撮影が一番楽しみでもあった。
香港のイメージということは、香港らしいところをめぐるということでもある。つまり観光名所を巡るということ、しかも短時間で。
だからこそ、地の利がある現地のコーディネイターに頼むことが必要になる。
まずは、夜になると「百万ドルの夜景」が楽しめるビクトリア・ピークへ。
ここから見下ろした風景が一番香港っぽいと思うんだよね。
そして、近代的なビル群の中をいく路面電車「トラム」。この近代と伝統的な風景が入り交じって観ることができるのも香港っぽいところ。
フェリーに乗って海上から「香港コンベンション・センター」をおさえた。
ここは、今回のツアーの重要なイベントが行われる会場なのではずせない。
と、ここまでで午前中の部は終了。
おさえたい撮影ポイントは予定通りに押さえることができた。
ホテルに一時帰還。近くの中華料理店でさくっとご飯。
一度入っているところなので、まあ、味も安心だ。それに探している時間も今回はない。
しっかりとデザートまでいただいて午後の撮影に突入だ。
午後一は、イベントの撮影。といってもプロダクトを紹介するなど、それほど大変なものではないので一安心。
撮影も、カメラマンにまかせて、Web記事用のネタをメモしていればいい。
2時間ほどかかっただろうか、コーディネイターとホテル入り口で待ち合わせ後、
またビクトリア・ピーク方面へ。
ガイドブックに載っていた新旧入り交じった町並みスポットへ。
ここも香港のエネルギッシュなイメージを表現するうえではかかせないだろう。
曇っていたために暗さが気になるけど、まだ大丈夫だ。
夕方から夜にかけては、二手に分かれての行動。
スチールとムービーカメラ部隊は、香港の町中のネオンと看板、ナイトマーケットを撮影するべく町へ。
そして、おれとプロデューサーは「百万ドルの夜景」を撮りにビクトリア・ピークへ。
午前中と同じポイントだ。
それぞれの健闘を祈りつつ、散る。
そして雨がポツポツしだした。
心配していたんだけど、とうとうきたかって感じ。
夜景がきれいにでるかが心配だ。このまま本降りになれば、まったく夜景は見えないことになるのは明らか。カメラマンもこれを心配していた。
夕方、だんだんと明かりがともっていく夜景を地道に撮る。
山の上だけにやっぱり寒い。
雨ように持ってきていたウィンドブレイカーは、カメラに着せたので、人はポロシャツ一枚で風に耐えなければならない。これはしょうがない、50万円くらいするカメラだからなあ。なにかあったらヤバイ。
彼女もなかなか寒そうなカッコ。
プロデューサー兼カメラマンで、夜景を一眼デジカメでおさえる。事前にカメラマンにレクチャーを受けていたから大丈夫だろう。
二人でドーナツとコーヒーをお供に夜の8時くらいまで撮影してただろうか。
おかげですっかり冷えきったけど、なんとか天気も持ちこたえてくれ、
「百万ドルの夜景」を無事に映像と写真におさめることができた。
ふー、これでなんとか「香港のイメージ」がつくれる。
他の部隊のも合わせるとかなり夜景が多いけど、
香港といえば夜景のきらきらしたイメージが一般的なのでいいだろう。