特に予定をたてていなかったものの、昨日のEstuのアドバイスをもとになんとなく組み立ててみた。
まずは、いつもタイミングを逃して入ることができなかった「シェイクスピア・グローブ座シアター」へ。テート・モダンの隣にある。
この劇場、昔のままの建築様式で再現されている。その世界を実際に観てみたいと思っていたんだよな、去年から。
午前中からいったかいあって、見学ツアーに申し込むことができた。
ツアーの集合時間までは、シェイクスピア劇場について展示を見学して待つ。充実した展示で、劇場を再現するうえで使用した資料、当時の楽器、再現されたあろう衣装と小道具などなど。
時間がくると、集合してツアー開始。30人くらいはいたかな、けっこう人気あるんだな。
ヒアリング力のなさが悲しい。
せっかくツアーガイドが説明してくれているのに、三分の一くらい理解できたらいいほうだろうな。
劇場は、すばらしかった。この世界観を作り出している舞台装置といい、観客席といい、
あの空間に入ってみるのは、すごくいい経験。
舞台は補修作業中だったけど、天井に描かれる絵まで見事に再現されていた。
よかった、実際にあの空間を体験できて。
このあと向かったのは「ハロッズ」という老舗デパート。
内装がすごいから一見の価値あり、というアドバイスのもとにきた。
すさまじい豪華っぷり。
サマーセールということもあって、やたらと金持ち風のひとが多い。特に目立ったのはアラブ系の人。きっと石油王だ。
メインのエスカレーター吹き抜けは、各階にバルコニーがあり、BGMということで生オペラが歌われる。気持ちよさそうにバルコニーで声を張り上げていたのが印象的。
で、なぜか、ピラミッドなどあの地方を思い出す壁画が描かれていたりする。なぜエジプト系?豪華に見えるからか。
この近くはショッピング街になっていて、どこもセール中。
昨日セブン・シスターズで帽子をなくしたので、ついでに仕入れることに。
H&Mは、どこにでもあるなあ。それに支店によって少し品揃えがちょっと違ってたりしてなかなかおもしろいんだよなあ。それに比較的安い。
といことで、さっそく寄ってみるとなかなかいい帽子があったので、買った。
その場でタグを切ってもらいすぐに使うことにした。
で、近くの公園へ。
ちょっと、一休み。
やっぱり、ロンドンの公園は落ち着くなあ。
天気もいいし。
夕方から、Estuとカムデンタウンで待ち合わせてハムステッド・ヒースに。
ロンドン市内が一望できる高台があるのだとか。
夜景が楽しめるかも、ということで、バスに乗って向かう。
乱暴な運転のバスに乗って終点まで。
公園というより、そこは山のよう。
どこに向かっていいかわからないほど大きい。
まあ、適当にブラブラ歩いて街が見えそうな開けたところで、買い込んだフルーツと飲み物を食す。豪華なひととき。
でも、とても市内が一望とはいかなかったなあ。場所が違うのかなあ。
ま、きれいだからいっか。
次は、タワーブリッジのライトアップを見に向かった。
ロンドンの夜景ってあまり見たことがなかったから、ちょっとつきあってもらった。
金曜日だったので、テムズ河沿いのパブはかなりのにぎわい。
店内は空いているのに、外はすんごい混雑。
ロンドンの夜景をみながら一杯、がいいみたいだな。
カウンターにならんだ客の数はハンパない。その一杯を買うのが大変だ、こりゃ。
ライトアップされたタワーブリッジは圧巻。
その建築自体がキレイだから、ライトアップされるとさらに非現実感が増す感じ。
ファンタジーっぽい。
去年は観れなかったからなあ。よかった、自分の目でみることができて。
時間も時間だし、軽くなにか食べるか、ということになったんだけど、
この時間で開いてるところはパブが多い。
さらにキッチンが閉まっていることも多いし。
レストランがあっても、テムズ河沿いという場所代もあるのか、けっこうお高いし。
終電も気になる。ってことで駅まで引き返す。
駅近くの屋台で、ちょっと食べ物を買って食べながら帰る。
1度電車が営業時間外になって途中の駅で降ろされtけど、無事に帰り着いた。
日本と違って「時間」できっぱり「運行終了」になるところがすごい。
なんつー乱暴な。~行きと名乗っている電車だろうと、営業時間が終わった時点で終了なんだもんなあ、日本じゃ考えられないね。
無事に帰り着くことができてよかった。