展覧会

「平まどか ルリユ−ル展」の搬入お手伝い

ルリユール展
先週の日曜日、ギャラリー展示の搬入を手伝いました。
この手の仕事は以前はよくやっていたので、なんだか懐かしい。頼まれたのも職場でよく一緒に働いていた人だったので、以前のことを少し思いだしながら。

ルリユール展

頼まれたのはギャラリーへの展示物搬入。
手製本のプロがちょっと変わった本屋に展示するのだという。本屋がギャラリーとしての機能も兼ね備えていて、展示物と売り物の古書が合わさった空間がとても心地良かったですね。

ルリユール展

白がメインの空間で本棚等のインテリアはナチュラル。
そこに手製本が展示されるのです。

手製本は、市販の本をバラして、自分で製本し直すハンドメイドの作品なので、各1冊しかこの世に存在しないアート作品でもあります。

ルリユール展

本の内容からインスピレーションを受けて、製本の表現を決めていくようです。表紙は本の顔ですから特に表現方法も多彩。革か紙か、塗るか染めるか、貼ってもいいし織ってもいい。表紙をめくったときの見返し部分も合わせて表現を考えていきます。書籍タイトルと合わせて、なぜこのような表現になっているのか考えながら観るとおもしろいとおもいます。

ルリユール展

展示では、手製本を手に取ることはできません。不特定多数の方がいらっしゃるのでしかたないんです。本の重みや素材感を感じてほしいのですが、今回はご了承ください。
なんせ世界にただ1冊だけの書籍なので。

ルリユール展

ぜひギャラリーの空間に佇む手製本の気配を感じてほしいと思います。
うっかりしてました、会期が明日まで。。。。

平まどか ルリユ−ル展
Madoka Taira Exposition -Reliure d’art-

会期 2月7日(月)ー2月12日(土)
時間 13時ー20時
場所 〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-17-13
第2井上ビル305号 森岡書店