イベント

TOKYO DESIGNERS WEEK 2010

11/3、開催期間ぎりぎりで行ってきました。
開催期間中の悪天候と10/30に台風14号ため開催中止などあったものの、来場者数は、目標の10万人には届かなかったようです。ただ、晴天に恵まれた最終日の11/3は明治神宮外苑での過去6年間の開催の中で一日にして最も多い来場者数を記録したらしい。業界らしき人だけではなく、家族連れなど幅広い客層だったので、デザインもかなり一般に広まってきたのだなあと思いました。
会場入り口付近

サブタイトルに「くらしと環境のデザイン展 LOVE BLUE」とある。パキッとした鮮やかなブルーが印象的なエントランスでした、きれい。
会場

環境にフォーカスしたデザインは、テイストもすっきりしているものも多くて好きなほうです。
ただし、「環境にいい」とか、「環境にやさしい」とかいうのは魔法の言葉で、それがあれば許されるという暗黙の雰囲気が感じられて個人的にはいやなのです。エコが注目されること自体はいいことだとおもうんだけど、どうもメディアの取り上げかたが気になるのか、企業のプロモーションに「エコ」が必要以上に使われているのか、ちょっとそこに違和感を感じます。ブランドコラボのエコバッグ・コレクターとか、ね。

最終日だからはりきって開場と同時くらいにいったので、入口は思っていたほど混んでいなかったのが救い。
すごく優雅な曲線の水を入口で頂きました。なんだかすごいかっこいい。荷物になっちゃうけど・・・。
デザインペットボトル

そんな中、近くのIKEAブースでバッグを配っていたのでゲット。これで会場内を楽に動ける!
IKEA
IKEA中

IKEAバッグ
とにかく天気よくて気持ちいい日だったなあ。ちょっとだけど写真をとったので以下に。青空と会場の青がなかなかいい感じだとおもいます。
会場1

会場2 会場3 会場4

セキスイハウスがやっていた展示がいちばん心に残ってるなあ。「小さな生活展」というもの。2畳とか3畳くらいの小さな空間を居心地よくした住空間がいくつか体験できる展示。茶室みたいなものですね。
これが実際入ってみると、落ち着くんですよね。子供のころによく押し入れに入って遊んでいたことを考えると、日本人独特の感覚かもしれない、あの心地よさは。
家の中に一カ所でもこういう場所があるとおもしろいなあ。
小さな生活1

小さな生活2

プロダクト・デザインで気になったのは「酒月」というもの。
酒月1

杯なんだけど、器のなかに仕掛けがしてある。
酒月2

酒月3

注がれたお酒の高さで月に見立てたお酒の面が満月になったり三日月になったりする。
お酒が注がれた状態の満月から、飲むにしたがって三日月になり、最後は新月。なんというおしゃれなプロダクトなんだろう。あまりにもステキなので衝動買いしそうになるのを、こらえるのがつらかった!
そのうち買うんだろうなきっと。
酒月4

酒月5

今回のパンフレットはこれ。
特性のバッグもついてる。
公式ハンドブック

おみやげは、デザイン軍手にした。
イベントの仕事で使うし、半額だったからお得な買い物でした。
デザイン軍手

いかにもエコってのにはあまり興味はないけど、中にはおもしろいものもあるから、また来年もこようかな。刺激にはなるしね。