マンチェスターは大都市。
道路幅も大きく、路面電車も頻繁に走り回る。近代的なビルが古い建物にまじって立ち並んでいる姿は今までにない雰囲気だ。
市内の案内板で、「MANCHESTER CATHEDRAL」を見つけたので向かうことにした。
教会の空間デザインは、これまで観てきた経験からいってどの教会でもそれぞれにすばらしいからだ。ハズレはない。
今回は、あまり宗教を感じさせないデザインだと思った。
ステンドグラスも具象的な分かりやすいデザインではなく、抽象的なのでそう感じるのかもしれない。それと、石造彫刻がすくないのも関係していると思う。
空間は、重い感じ。内壁が薄黒く、天井も高いが格子状になっているからそれほど広がりが感じられないからかな。今まで見てきた教会は、内壁が白く天井は柱を軸にした放射状だった。
観終わってから食事。案内板でCHINA TOWNを発見。やっぱり美味いのが食べたいので、中華にしよう。せっかく英国にきているとはいえ、昨日のランチがハズレだったからなあ・・・。でも今度は当たり!
ランチのコースがある店を2つ発見。かなり迷ったけど、人が結構入っている方へ。オイスターソースのチキン、フライドライス、オレンジジュース、フルーツと充実したコースでこれが美味い。外食して初めてほんとうに美味かったんじゃないだろうか。
あとこれに麻婆豆腐をつけた。
午後はどこかひとつ観光して帰ろうということになった。さすがにまた『too reite』なんていわれたくないから一個にした、ちょっと弱気。
そこで、有名な「Town Hall」へ。
外観は巨大な教会みたい。でも実際はミーティングルームなどを取り揃えたお役所のようなところみたい。内部見学は断念して、外をぐるっと回った。正面からの姿は本当に迫力がある。
近くのインフォメーション・センターにギフトショップがあったのでちょっと寄った。
これで駅に向うことに。
Readingまでは片道、£44!!た、高い!
ここで、またひとつ失敗。
プラットホームに行く前にちゃんとインフォメーションの人に聞いたにも関わらず、プラットホームを間違えて電車を1本乗り過ごしてしまった。1時間に1本なので、待たないといけない。結構、今まで待っていたのに・・・。
どうなっていのか駅員に聞いてみると、なんと正式なプラットホームは出発30分前にならないと決定しないという。しかも、今回は5or7というちょっと離れたホームのどっちかなんだとか。
そんな重要なことインフォメーションで教えてくれよ!
しかも確認のために2回も聞いたのに!
英国はどうなっているんだろう。
しかたないから、駅前の道をブラブラ散歩して時間をつぶし、
次はちゃんと30分にプラットホームを確認して電車に乗り込んだ。
乗車は約3時間。
無事についてほっとした。旅はたのしいけど、思っている以上に疲れるもんだなあ。
本当に自分の家に帰ってきたみたいだった。
Manchester
MANCHESTER CATHEDRAL