LEGOはやぶさ

レゴはやぶさ「プロダクト」について思ったこと

レゴはやぶさ

3/1の発売に先駆けて、LEGO CUUSOOでレゴ「はやぶさ」デザイン提案に投票していただいたみなさん対象に先行販売されました。先行販売を申し込みした方にはこの週末で大部分の方の手元に届いているはずです。すでにビルド写真やレポがアップされてたりしますし。感想をみていると良い反応が多くて一安心です。これが3月からはもっと多くの人の手元に届いて、はやぶさファン、科学ファン、宇宙ファンが増えればうれしいです。
さて、ビルドに関してはすでにいろんな方がアップしているのでそちらを参照してもらうとして、ちょっと違う角度で書いてみます。そのうちUstビルドもしようっと。

表のボックスアート。渋いです。他のレゴ商品とは違ったデザインがいいですね。レゴ「しんかい6500」のときもそうでしたが、このテイストは好きです。LEGO CUUSOOシリーズはこのテイストでいってほしいな。
次のLEGO Minecraftのときもボックスデザインに期待。
レゴはやぶさ

裏側。はやぶさ関連写真あり、各部説明あり。
ちゃっかりミネルバもいます♪提案していたとおりにセットに含めていただいたんですね〜。たったの3パーツですが、こーいうのもうれしいもんです。
はやぶさの特徴に関しては「高利得アンテナ」「イオンエンジン」の2つをとりあげています。が、はやぶさの外見を構成する要素で忘れちゃ行けない要素は大きく5つです。

  1. 高利得アンテナ
  2. 太陽電池パドル
  3. イオンエンジン
  4. 回収カプセル
  5. サンプルホーン

すべて再現されていますね〜。書き込むスペースがなかったのでしょう、きっと。
注目すべきは、付属のミニフィグについて「はやぶさプロジェクトマネージャー 川口教授」という説明が付いているところでしょう。なんせレゴ社のお墨付きで「実在する日本人のミニフィグだよ」と言っているのですから!!このセットが海外で発売されることを願ってやみません。それにしてもこのミニフィグ、セットの魅力の半分位を担っている感じありますね。川口PMミニフィグを目当てに買ってる方もちらほらTwitterでお見かけしますし。
忘れちゃいけないのは左下に入っている「JAXA」のロゴ!「LEGO」と「JAXA」なんて宇宙好きにはたまらんですよ。実現してほんとによかった。
レゴはやぶさ

今回の先行販売で限定1000個用意されたCUUSOO STORE限定のオリジナルプレート。印刷されてます。レゴロゴのプレートなんてけっこう貴重なのでは??記念としていいですね。このプレート、レゴ社から送られてきたときはすべて組み上がっていた状態だったそうです。それを「自分で組み立ててこそレゴだ!」ということで、スタッフ総勢でひとつひとつくずして、写真のようなカタチにしているんだとか、すごいこだわりですよね、感謝!!
レゴはやぶさ

LEGO CUUSOO第一弾の「しんかい6500」とならべてみました。どちらも渋めなデザインが大人です。深海と深宇宙、青と黒がそれぞれのイメージを引き立ててますね〜。
レゴはやぶさとレゴしんかい6500
レゴはやぶさとレゴしんかい6500

インストもボックスとほぼ同じ判型。この大きさはめずらしいのでは??
ここでも注目は右下の「JAXA」のロゴですね。
レゴはやぶさインスト

中はフルカラーで読み物も充実しています。はやぶさファンにはちょっとものたりないかもですが、楽しめますよ。日本語と英語が併記されてますので、海外展開が気になるところですね。これが海外で発売されれば、はやぶさのことをもっと知ってもらうことができるってわけです。
レゴはやぶさインスト

インスト巻末には、メッセージと投票者のネーム入り。投票者のネームは以前紹介したとおり、掲載OKしてくださった方が投票順にならんでいます。メッセージは1ページ裂いてくれてるんですね、顔写真が恥ずかしい。隣のページに載ってるレゴ社デザイナーの写真がカッコイイのですよ。in81212さんの提案モデルの写真がプロダクトモデルと並べられています。
レゴはやぶさインスト
ここに載っているメッセージはコンパクトに編集されてます。じつは英語バージョンも書いたのです、ネットで翻訳使いながら必死でした。どちらも800文字です。せっかくなので原文のせておきます、ノーカット・フルバージョン。同じ文字数でも言語が違うだけで中身の濃さが違いますね〜。

日本語バージョン

「しんかい6500」のように日本の科学技術のすばらしさをレゴを通して広く伝えていきたい、そう考えたときすぐに小惑星探査機「はやぶさ」が思い浮かびました。「はやぶさ」は世界初を次々と打ち立てた日本発の技術と感動の物語を持っています。残念ながら実物は二度と見る事が出来ませんが、手元に置けるモデルがあればその心意気をいつでも思い出すことができます。しかもそれがレゴなら世界中の人の手元に届けられる可能性だってあります。そんな思いで提案しました。

提案から1000票までは1年はかかるだろうと考えていました。だから2ヶ月あまりで目標を達成できたときは、本当に嬉しかったです。この2ヶ月は毎日レゴ「はやぶさ」のことを考えていたので、達成した直後は充足感から気が抜けたような感じになりました。
Twitterを通して、応援してくださるたくさんの方と知りあい、充実した時間を過ごすことができましたし、多くのブログでも応援記事を拝見することができました。投票・応援してくださったみなさん、ありがとうございます。

提案画像にあるレゴ「はやぶさ」は、レゴビルダーのin81212さんに画像をお借りしたものです。一緒になって商品化提案を進められて楽しくも心強かったです、ありがとうございました。商品化を記念してコメントを戴きました。

「歴史に残る偉業を成し、満身創痍で還ってくる「はやぶさ」が、カプセルを残して燃え尽きてしまうのが残念でなりませんでした。せめてはやぶさの姿を私なりのやり方で残せたならと思ってレゴで形にしました。レゴから「はやぶさ」がリリースされて本当に嬉しいです。」
in81212

応援してくださったみなさんのおかげで、燃え尽きてしまった「はやぶさ」をレゴから発売することができました。「はやぶさ」の物語とともに、一人でも多くの方の手元に届くことを願っています。

英語バージョン

I want to tell planetoid explorer HAYABUSA, it has a technological,
from Japan that built up the world first one after another story.

I was surprised to be going to reach the objective in two months.
This project was assisted by a lot of people through Twitter and Blog.
Thank you for everybody who votes and assisted.

LEGO HAYABUSA that exists in the proposal image is the one that it
borrowed the image from LEGO-builder in81212. I was happy and Thank
you for you participating in the project.
I got the comment from him.

“HAYABUSA has the great achievement that went down to history.
However, HAYABUSA was left the capsule and burnt out. I wanted to
leave it and made it from LEGO.”
in81212

Thanks to everybody who had assisted. I wish to reach many hand even
by oneself with the story of HAYABUSA.

facebookページ|LEGO(R) CUUSOO HAYABUSA

3月からの発売で気になるのは、特にはやぶさファンというわけでもなく、レゴにもそれほどはまってないという人がどのくらい手に取ってくれるか、ということです。「科学って楽しそう!」とか、単純に「レゴっておもしろい!」って感じてくれたらいいのですが。
さて、どうなるかな♪