あまりにも気に入ったバッグが見つからないので、オーダーしてきた。
渋谷にある「バンナイズ」というところ。
ブランドコンセプトとして、
「収納美と機能性・耐久性・実用性。モノは使える限り使う”くたくたになるまで使い込んでこそ格好いい収納美と機能性・耐久性・実用性。モノは使える限り使う”くたくたになるまで使い込んでこそ格好いい愛着のわくツール（道具）”を目指した」というこだわりを持つ。
こーいうこだわりをもってるヤツに、基本的に、弱い。
薄くてシンプルカッコイイバックパックが欲しかった。おじさんが背負ってるモノってなんかふくらんでてカッコワルイ。そうならないように厚さは8cmにしてA4サイズがすっぽり収まるくらいの大きさ。色は黒。
見積もってるところだけど、大体2万円前後くらいらしい。正式な見積もりがそのくらいなら頼んじゃおうかな。納期は2ヶ月。全部手作りだからしょうがないね。
そして、アウターもほしい。
防水防風、薄くて軽く、梅雨くらいまで使い回せるものを探している。できればストライプとかちょっと渋めのものがいいな。ライナーが取り外しできれば使い回せるから、そーいうの。
ありそうで、コレもなかなかないんだなあ。
カッコイイのはあるんだけど、ホントにカッコだけ。どー考えても、防水防風さえ備えていないものが多い。
そして機能を優先するとヤボッタイ。
なんだかなあ。
で、渋谷の「フリークスストア」というセレクトショップでなかなかいいものを見つけた。
「シエラデザインズ」のパナミントというアウター。
店員に熱く語ってもらって感動したんだけど、このアウターの素材がスゴイ。「奇跡の素材」とも言われて、世界で初めて防水防風素材を作り出したんだとか。その素材が「60/40」クロスで、メーカーのサイトから分かりやすく引用すると、
「コットンを横糸、ナイロンを縦糸に配し、58％と42％という「60対40の黄金比」で編み込まれており、この絶妙の配合が現代のハイテク新素材にはマネのできない高機能性を発揮する。
たとえば雨や雪など湿度の高いコンディションでは、コットンである横糸が湿気を吸収して膨らみ、ナイロンの縦糸を圧縮して、適度な防水機能と防風効果を発揮する。しかも、乾燥時にはコットンが収縮し適度に衣服内の湿度を放出するため常に快適な衣服内環境が形成するのだ。
日本の「桐の箪笥」と原理は一緒だ。優れているのは湿度調整機能だけではない。コットン100％より軽くてゴワつかないので着心地はソフトで、ナイロン100％よりも摩擦や引き裂きに対して優れた耐久性を持つ。もちろん化学繊維の比にはならない耐火性を誇る。」
おおおお、すっげー、こーいうこだわりをもってるヤツに、基本的に、弱い。
ただ、
ただねえ、地味。
真っ黒なんだよ、クールなんだけど、そこにアクセントカラーとして、ビビットな赤とかオレンジとかをほんのちょっと入れてくれたら、即買いだったんだけど、
おしい。
メーカーサイトには別の色もあるみたいだけど、ちょっと、ね。
というわけで、これは保留。
春コートもちょっと見てみるけど、いいのなかったらコレにしようかな。
バンナイズ
フリークスストア
シエラデザイン
