10/31〜11/4まで東京ミッドタウンで開催された「デザインタイド」に行ってきました。
11/3でしたかね、最終日手前ということもあり、人いっぱいでした。
デザインタイドトーキョーってなにかというと、デザインを通して、どういう考え方で社会と向き合っているか、っていうことをデザイナーやアーティストと直接対話できる場所って感じでしょうか。
公式にアナウンスされている文章があるので引用しておきます。
デザインタイド トーキョーとは
思考をトレードする場生活に関わる形あるものは、すべてデザイン行為の産物です。インテリア、プロダクト、建築、グラフィック、テキスタイル、ファッション・・・どんなジャンルであろうとも、生活をよりよくするためにすべてのデザインは続いてきました。そして、どんなデザイン行為も、それが社会に向かっている以上、単純な形の問題に収斂することはできません。形を生み出す源泉である思考そのものを発表し、対流させて、あたらしい思考と形が生まれること。
デザインタイド トーキョーは、そんな思考をトレードする場です。
写真をいろいろ撮ってきました。
この他にも展示物はたくさんありましたが、
気になったものだけ記録しておこうと思います。
昔の箪笥っぽい文様がデザインのアクセントになってるインテリアがありました。伝統的なものをモダンな感じにデザインし直すっていうヤツですね。こういうの、好きです。
細部までこだわってますね。
こうして見るとキレイだ。
これはロウソクをインテリアとしてとらえたもの。
ロウソクの熱で上昇気流がおこってプロペラが回るのだそうです。
回ってるところ見たかったなあ、楽しそう♪
ラテン語で宇宙の意味を持つ「Lactea」というEL証明。
それほど明るくはありませんが、
寝室にあるといいかもしれません。
銀河、というだけあってキレイでしたよ〜。
こっちもロウソク・インテリアのシリーズです。
ロウソク・スタンドです。
間接照明として使うのでしょう。
球体の地球を長方形の世界地図にしたオーサグラフもアートにしちゃうんですね〜。何個も一気にみると爽快感ありました。
オーサグラフの連結とか解説されてます。
科学ですね。
ずらっと並んだ世界地図が迫力あります。
オーサグラフ・パズルは透明感があってキレイでした。
「KEEPSAKE」という器。
彫刻とプロダクトの間に位置するそう。
「LIQUID LIGHT」。
ティーライトホルダー/ポットで、ロウソクと組み合わせると白熱ランプになるというもの。理科室にあるフラスコを思い出しました。
トイレの上に置くハーブポット「GROW」。
トイレが明るくなりそう。
きれいな器ですよね〜。
この透明感がたまらない。
きれいなカタチです。
木製のキッチンツールってあったかみがありますね。
「SVALE」。
コーヒーカップとトレイのセット。
オシャレ・カフェにありそう。
空いたスペースが好きなように使えていいですね。
鍋敷きとは思えないデザインの「TUE」。
ノルウェイ語で草が積まれ凸凹した景観のことだそう。
こういうシンプルなセットがたまらないですね。
キッチンツールのデザインが充実していた印象。
刀みたいなLED証明「koshirae」。
飾る場所は限定されるかもしれないけど、
これが部屋にあったらインパクトありますね。
キャンバスの上で時計のように動くカラーバーが特徴的なディスプレイ。
時計の針が回るような動きをそれぞれが別々のタイミングです。
目が回る〜。
吹き出しの中にメッセージが書いてあるディスプレイ。
街中に設置してメッセージを発信するインスタレーション活動とかやったみたい。
くわしいことは分かりませんが、デジタルとリアルをつなぐようなものですね。これが街にあったら目を引きますね〜。
今回の目玉のひとつ、といっていい「Bottleware」。
コカ・コーラのボトルを再利用したテーブル・ウェアです。
演出がステキすぎる!
コンセプトをよく表した展示ですね〜。
コーラボトルの底の部分をスパッと切ってます。
で、その切った部分をイメージして
テーブルウェアにすると、
以下のようになる、というコンセプト。
ずらりと並んだ「Bottleware」。
なんだか懐かしい感じします♪
「レゴで作った世界遺産展」サテライト会場もあります。
これは以下にレポしました。
今回のパンフレットはなんか豪華でした。
シンプルな表紙が好感触!
パンフレットというか小冊子ですね、これは。
厚い!!
目次とかデザインもしっかりしてる。
期間中のトークライブ一覧。
「思考をトレードする」というコンセプト通りに
たっぷりありますね。
展示されている作品について
見開きで解説されてます。
レイアウトがシンプルでいいですね。
フォーマット通りに展示物の紹介が続きます。
デザインとか企画の参考にもなりそうですね。
当然「レゴで作った世界遺産展」の紹介もあります。
関連したイベント会場の地図も掲載。
別紙も付いてます。
関連イベントの地図を大きく参照できるシステム。
こういう冊子はうれしいもんです。
展示物の近くには作者もいて
直接話しを聞くことができたり、
ビジネスの話しもできたりと
作者と来場者の双方にメリットがあって
いいイベントだな〜って思いました。
また来年、時間をつくっていきたいです。