日常

7/27 セブン・シスターズからブライトンへ

草原

ロンドン郊外への旅、第2弾。
セブン・シスターズ。
イギリス海峡とドーヴァー海峡の境目あたりにある。
町はイーストボーンが近い。

シスターズ3

海岸線にそそりたつ白亜の絶壁。
チョーク質の岩盤でできているので色が白くてキレイ。
この崖は、7つの頂を持つことからセブン・シスターズと呼ばれている。
こじゃれたネーミング。
やっぱり夏といえば海でしょ、ということで去年いけなかったイギリスの海へ。
ロンドンからもアクセスは楽なほうで、イーストボーンまで電車でいって、そこからバスでセブン・シスターズ・パークへ。
え、ここでいいの?と思うくらいなにもないところにほおりだされた。
10時くらいにホテルをでて12時くらいには現地着。

カフェ

B&Bを兼ねたカフェがあった、というより他になにか食べられるところはなかったので、そこで一服。
田舎のB&Bって、いい雰囲気。去年もそうだったな。
こぢんまりとしていて落ち着くんだ。
ここで、スコーンとアイスコーヒーをいただく。
このアイスコーヒーがしつこくない甘さで、いい。
スコーンもちょっと大きめだから昼ご飯は、これですました。

入口

マウンテンバイクを2時間ほどレンタルして、シスターズに会いにいく。
15分くらいで着くという道を30分くらいかけた。
気落ちのいい草原が広がっていたので、自転車ですっとばしていくのはもったいない。

うし
ひつじ

道は羊たちの世界をつっきるように伸びているので、フンが落ちほうだい。
よかった、レンタルバイクで。

湖

ようやく海にでると、広大な景色。
しかも人が少ない。これはかなり重要。
せっかくの景色、人混みでは観たくない。

自転車
うみ

この海岸からは7人姉妹は観ることができなかった。
でも、やっぱりキレイ。かなりいいところだな、ここ。
イギリス人のマネをして、Tシャツ脱いで、ジーンズの裾をまくって足先だけつかってみた。けっこう冷たい。こんな中、泳いでいる人がいる、信じられんな。

シスターズ1

ごろっと仰向けになってみる。
紫外線は強い。長時間はかなり危険とみた。
が、波の音と風がいいきもち。

シスターズ2

時間がくる前に、せっかくだから、絶壁の近くまでいってみた。
壁の破片を手にとってみると、なるほど、チョークだ。
それにしても、こういう壁がずーっと続いているんだなあ。
豪快かつキレイ、なかなかないんじゃないか、こんな場所は。
自転車を返して、またカフェで一服。
こんどは、テラスで葉巻をふかす。
いいねー、ゆっくりするなあ。
次は、イギリスらしいきれいな田舎町ライへいこうと、情報収集。
行き方をきくと、かなり時間がかかるぞ、遠いぞ、ということを強く言われたので、
じゃあ、ブライトンはどうか、と聞くと、それならバスで直接いけるから簡単、とのこと。
ブライトンに決定。
ロンドンっ子のリゾート地として知られているところ。
遊園地ものっている巨大なピア「ブライトン・ピア」が有名かな。

ブライトンへ

バスもなんとか2階の一番前に座ることができた。
ラッキー。
草原を抜けて、だんだんと町並みが見えてくるところなんか最高。
イギリスらしい町並みが旅してる気分にさせてくれるなあ。
なんだか、『魔女の宅急便』のあの町のイメージがだぶるなあ。
いいねえ。

ブライトン・ピア

だんだん海に浮かぶピアが見えてくると、リゾートっぽい豪華なビルが並んでくる。
さすが階級社会、上流の方々がこういうビルを利用しているんだろうな。
豪華さが日本でみるようなものとは規模がちがう。

街並み

ブライトンの町並みを見下ろしながら、バスはブライトン駅付近の終点までつく。
そこから、ピアを目指して海岸方面へ歩いていった。
セール中のショップが建ち並び、観光客でにぎわっているなあ。
中国系の団体が目立つ。

ピア1

ピアに着くと、みんな思い思いに楽しんでいる感じがしていいな。
天気もいいし、カフェもピアにたくさんあるので、テラスに座って海を見ながらのんびり。
かなりぜいたくな時間の使い方だ。

ピア2

まわりを見習ってアイスを買い込んで、のんびり。
日差しは強いものの、風もあるので日陰は涼しい。
ピアの売り、遊園地もやたらと豪華。
きっと夜のピアはきれいだろう。

ピア3

カジノもあるようで、やっぱりバブリーな感じがする。
ところどころに警備員やら監視員やらがいるってあたりが豪華リゾートっぽい気がする。
ピアから海にダイブするやつがいないか見張っているかのような立ち位置だな。
どこを見ても日本人がいないというのが、いい。
ブライトンからの帰りは、電車の中でよく寝たなあ。
朝っぱらから動き放しだからな、そりゃつかれる。
夜はEtsuとディナーを。
ギリシャ料理。
ロンドンまできて、ギリシャかって感じもするけど、英国料理はイタイ目にあってるからなあ。それに東京じゃあ、ギリシャ料理なんてそうそう食べることができない。
ギリシャにいくことだってそんなにあるわけではないし。

ギリシャ料理1

このギリシャ料理、思っていたよりもウマイ。
全体的にこってりしていないところが○。
肉もそれほど油ぎっしゅではない。

ギリシャ料理2

時差ぼけか、暑さのためかあまり食欲がなく野菜ばかり食べていたけど。
とくにパリッとしたナンがいける。
ゴマが入っていて香ばしいんだよね。

ギリシャ料理3

ロンドン郊外もいいな、ゆっくりできる。市内も刺激的でおもしろいんだけど、田舎町ってのも悪くない。