日常

7/25 やっとカンタベリー

大聖堂

ロンドン郊外のカンタベリーへ。
去年は、行こうと思ったけど、テロのこともあり、
電車が止まっていていけなかった。
ここは、やっぱりカンタベリー大聖堂をみる。
これも世界遺産になっている。
ロンドンからもアクセスしやすいところがいいね。
2時間かかるか、かからないかくらい。

はたけ

のどかな風景が延々とつづく。
着いたら駅前もなにもないようなところ。
歩いて、大聖堂付近の通りまでいくと、一気ににぎやかになる。
観光客用の飲食店、ショップがならび、セールの真っ最中。
人も多い、さすが観光のまち。

門
門の正面
門の部分

昼食時に着いたので、どこかで食べようと思って歩き回った。
マクドナルドなんかのチェーン店もあるけど、ここまできて、そりゃないな。
安くてうまそうなところを求めて、ぐるぐる回っているとやっと発見、なんか地元の人が通ってそうな小さなカフェ。

じゃが

ここ、正解。
ジャケット・ポテトがうまい。ポテトの上にベーコンとチーズがトッピングされているのを食べた。サラダもセットでついてくる。
これがウマイ。
ボリュームもちょうどいい感じだし。
看板娘もかわいいし。
店内も混雑していないから、ゆっくりできた。

いりぐち
大聖堂いりぐち

そして、大聖堂へ。
しかし、なにやらイベントがあるらしく、メインの見所に入ることができず、地下の教会しか観ることができなかった。
かなりひんやりとして気持ちのいい場所。
厳かな雰囲気がいい。

みあげ
そくめん

と、見て回っていると、白いシャツに黒のスカートという制服を着た女子校ご一行がぞろぞろと到着。イベントってこいつらの卒業式か終了式なんじゃないか。
こんなに外国の女ばかりがそろうのを観るのは初めて。
すげー。
しかも、ほとんどカワイイ。
エツコの情報によると、みんな「いいとこ」のお嬢さんらしい。
育ちがよさそうだったもんなあ。
こんなところにも階級社会の影響があるのか。
さて、その式典やらで16時くらいまでまったく外部はシャットアウト。
聖堂内もその後なら見学できるそうだ。

みちばたで

なんだか疲れたのでカフェで一服。
とくに買いたいものもないのでセールも無視。
コスタというコーヒーショップのチェーン店へ。
スタバみたいなところだ。
アイスモカを注文したら、テラスで一服。
ゆるりと葉巻をふかしていると、なんかイギリスの空気にとけ込めたみたいで気持ちいい。
こんな時のために本も持参している。『おくのほそ道』。しぶいです。
こーいうときだからこそ、日本のものが読みたくなるものだ。
そんな感じで時間は16時に。
再びカンタベリー大聖堂へ。

しょうめん
てんじょう
へや

が、今回も一番おいしい部分への立ち入りができないという。
外から中を観ることはできるんだけど。
実際には、聖歌隊の練習があった。
聖堂内を見学していると、聖歌がBGMとして聞こえてくるという、考えようによっては豪華で贅沢。
聞こうと思っても本場のものを生では聞けないもんな。
澄んだ歌声がいいなあ。

ないぶ
聖歌隊

ウェストミンスター寺院とは、別のきれいさ。
ウェストミンスター寺院は、作り込みがすごい。レリーフやら彫刻やら。
そういう豪華さ、きれいさ。
カンタベリー大聖堂は、こてこての作り込みではなく、空間を意識した見せ方に特化しているような気がした。縦のラインなんかがきれい。
ライティングもみごとで、空間が広く感じられるように意識したものになっている。
こちらのほうが日本人うけはするかもな。

まち

一通りめぐると17時ちかい。
大聖堂も戸締まりの支度をはじめている、淡々と。
さすがイギリス人。さっさと帰りたいんだな。
通りのショップもさっさと店じまい。
早いもんだな。まったく。

ゆうぐれ

チェリング・クロスまで帰りついたところで、駅をでてトラファルガー広場をながめてみた。相変わらず人でいっぱい。日もようやく傾きだしたから涼しくていい。
夕食は、Etsuとギリシャ料理を食べに。
ノッティング・ヒル・ゲートで待ち合わせて、駅の近くの店へ。
初めてのギリシャ料理はうまかった。
胃が小さいのと疲れがたまっているのとで食欲がなく残してしまったけど。
ロンドン郊外もアクセスしやすいし、過ごしやすいし、
一通りロンドンを巡ったら郊外にいくのがいいな。