朝っぱらから、知り合いTaの編集プロダクションへいって仕事の打ち合わせ。社内に和室があり資料室兼会議室として機能している。そんなところで話したせいかちょっと和んだ。
Taは短期でもいいから人手がほしい、社長は長期的な目で関わってほしいという。
おれはもちろん短期で考えていたから、長期でないとダメというならTaには悪いけど別の人を探してもらうしかない。会社の立場からいえば、社長のいうことはもっともだ。
話を聞いていると、ホントに忙しそう。「出版不況」なんてニュースや雑誌・新聞で聞くけど関係ないのか聞いてみた。
編プロには関係ないらしい。
売れるか売れないかのリスクは版元が負う。売れても売れなくても編プロには編集費として収入があるから「出版不況」は関係ないというのがその理由。
なるほどね、そりゃそうだ、おもしろい。
リスクを負う分、版元は創りたい本を手がけることが出来る。編プロは、リスクはないけど版元というクライアントがいる以上、やりたいようにはできないのだという。
うーん、確かに。どちらがいいんだろう。人によるな、こればっかりは。
さて、手伝うことになると時間が書籍編集にほぼ拘束されることになる。
最低でも週4日はフルタイムで、という依頼。
やるとなると、そこそこ稼げるけど今までのように時間を使うわけにはいかない。
大変そうだな。