日常

ほのぼの映画

緑と赤

アクション系じゃない映画って、なかなか観る気にならない。
でも、これはなんとなく気になってて、ふとレンタル店で見つけたから手にとってみた。
トム・ハンクス主演「ターミナル」
トム・ハンクスはあの「フォレスト・ガンプ」でファンになった、なつかしいな、この映画も。
こうした限られた空間で展開されるストーリーは、面白いものが多いと思う。この場合は空港っていう普通は「通過点」にすぎないところに閉じこめられたっていう設定がgood。
これ、知らなかったんだけど、まさか言語まで制限されているとは思わなかった。カタコトの英語のみの主人公が「法の境目」にはまって、空港に放りだされて・・・、という強引な方法で物語が始まるのは、おもしろいなあ。
かなり行動力のある主人公だけど、肝心なところは「wait」という。この対比のメリハリが効いていたのか、リズムよく観ることができた。
カメラワークも無茶な視点は少なく平坦ではあるけど、だからこそ人物の心理に寄っていくことが出来たんだと思う。
いつもはアクション系を観ることが多いけど、久しぶりに暖かくなれる映画だった。