今更だけど『アビエイター』を観た。
暴走とでもいえるようなエネルギーにあふれた主人公を演じたレオナルド・ディカプリオは見応えあった。
金にものを言わせて、やりたいことをなんでもやってしまうという豪快さは観てる分には爽快。金を道具として見て、使うってのはこういうことなんだろうな。
やりたいことにケチをつけられても押し通して結果を出してしまう、というラッキーがそんなに続くわけもなく、少しでも崩れると一気に底までいってしまう。精神的に病んでいくシーンはなかなか恐いモノがあった。普通なことを思いっきり強調して映像化して連鎖させると気持ち悪いな。この場合はカメラのストロボとかの光。
自分のやりたいことを、どうあっても貫き通す志は狂気と紙一重なんだなあ。
終わり方はインパクト強かった、こういった投げっぱなしで後にひっぱるラストはひさびさ。