日常

映像アーティストのトークショー撮影

会社のアートイベントを撮影。
映像アーティストのトークショーだった。
経歴はなかなか面白い。
絵画から始まって、パフォーマンス・アートから映像に至ったという。
絵画はある意味で「結果」を楽しむもの。
だがそのプロセスを観てもらいたい、と思ったらどうするか。
それが路上パフォーマンスという解答だった。
だが、パフォーマンスであるがゆえに作家自身に注目がいく。本当なら作品そのもの線を描く軌跡を観てほしいのに。
そこで、映像だ。
これなら見せたいものを自由に見せることができる。
この思考プロセスも独特だ。
映像のジャンルはざっくり分類するとアニメーション。
絵画を始原としているのであくまでもドローイングが中心だ。
実際に観てみるとCGなどにはないアナログ感がよかった。
作品の制作は、ひたすらドローイングをコマ撮り。
ものすごい精神力と時間を必要とするのは想像できる。
今の時代にかなりとんがったしっかりとした考えを聞けた。
いい刺激。